血液検査の結果で「食生活変えていますか?」
2016/12/01
トレーナー黒川、2週間前に
はじめての特定健康診査受診してきました
理由は、ケトン体値とフェリチン値を知りたかったから・・・
ついでに特定健康診査受診
だったら、2つだけ検査行ったらいいや~ん
って思われるかも?
いやいや・・・特定健康診査の中にも、必要な情報がありますからね
結果、肝臓についての学びができました
そして、
不満足
こっちは、意外にも低すぎ~~~
というお話
もっと詳しく個人のブログに書いています
よく聞く言葉
「人間ドック行くんです」
「会社の健康診断があるんです」
みなさん、その血液検査の結果から
見えるものは意外と「不十分」かもしれませんよ
私も、献血行って出てくる数値に、
満足してました
糖質制限する前のデーター(5年前)を比べると
赤血球数・ヘモグロビン濃度・ヘマクリット・赤血球容積・MCH・MCHC とか
いい状態に「変化」していたので・・・
けど、糖質制限推進派の医師たちの情報発信に目を向けていると
もしや?
症状は感じないけれど・・・「隠れ貧血」だったりして~?
案の定・・・フェリチンの値低かった
そして・・・・栄養養療法(分子栄養学・オーソモレキュラー)からみたみると
基準値は、また違う
参考までに
以下の数値は、一般の考え方とは異なりますのでご注意ください
【たんぱく質が足りているか見る項目】
●総蛋白/TP(基準値…6.7~8.3g/dℓ)
理想値は7.5~。7を切っていたら絶対的に足りないと思ってよい。
●アルブミン/ALB(基準値…3.8~5.3g/dℓ)
理想値は4.5。
●γ-GPT/γGT(基準値…男80、女30IU/ℓ以下)
1桁~10台だとたんぱく質不足。
●尿素窒素/BUN(基準値…8.0~20.0mg/dℓ)
1桁~10台前半だとたんぱく質不足。理想値15~20前後
●尿酸/UA(基準値…男3.8~7.0、女2.5~7.0mg/dℓ)
理想値4~6。少ないとたんぱく質、ビタミンB不足。抗酸化アプローチも必要。
【ビタミンBが足りているか見る項目】
●GOT/AST(基準値・・・10~40IU/ℓ)
理想値23(20~25)
●GPT/ALT(基準値・・・5~45IU/ℓ)
理想値21(20~25)
GOT・GPTが10台だとビタミンB不足。
GOTとGPTに開きがあるとB6不足(GOT-GPT=2が理想)。
●MCV(基準値・・・85~102fL)
100未満がよい。理想値90~93。高いと胃粘膜障害、葉酸・B12欠乏疑い。
●乳酸脱水素酵素(LDH)/LD(基準値・・・120~240IU/ℓ)
200台前半で疲れやすく140未満でナイアシン欠乏が深刻。
*たんぱく質の栄養を身体に取り入れるにはビタミンB群が必須。両方一緒に摂る必要があります。
【鉄分が足りているか見る項目】
●MCV(基準値・・・85~102fL)
理想値90~93
●MCH(基準値・・・28.0~34.0pg)
理想値30~33
●MCHC(基準値・・・30.2~35.1%)
理想値31~34
●赤血球数/RBC(基準値・・・430~570、女380~500)
理想値は不明ですが、私は417でも低めと判定されました。
●ヘモグロビン/HGB(基準値・・・男13.5~17.5、女11.5~15.0g/dℓ)
理想値は13以上
●フェリチン ☆注 (基準値・・・5.0~177.6ng/mℓ)
80以下で貯蔵鉄不足とみる。他の値が正常値でもフェリチンが低いと隠れ貧血。
女性は80~150が目標。
(ただし血清鉄とフェリチン両方高値の場合、溶血性貧血・肝炎の傾向あり)
【追記】*一般的には鉄の過剰も様々な病気の原因になると問題になっています。
フェリチンの至適レベルは20~80 ng/mlと言われており、80以上で有れば鉄分の過剰とする見方もあります。
総合すると、60~80くらいで維持できているのが一番安心かもしれません。
【ビタミンEが足りているか見る項目】
●間接ビリルビン/IBL ☆注 (基準値・・・0.2~1.0mg/dℓ)
理想値0.5。細胞膜の状態。高いとたんぱく質・ビタミンE欠乏。
(高値で溶血性貧血疑い)
●血清鉄/Fe (基準値・・・男50~200、女40~180μg/dℓ)
高値だと溶血性貧血などの疑いでたんぱく質・ビタミンE不足。(低値だと鉄欠乏)
理想値は不明ですが私は135で高めと判定されました。
●網状赤血球数/レチクロ ☆注 (基準値・・・4~19%)
赤血球の産生状態。高いとたんぱく質・ビタミンE欠乏。
(高値で溶血性貧血疑い。)
【他】
●総コレステロール/TC(基準値・・・120~219mg/dℓ)
理想値180~240
コレステロールは各ホルモンの材料になるので、低ければいいということではない。
年齢を重ねるほどに必要。
●HDLコレステロール/HDL(基準値・・・男40~85、女40~95mg/dℓ)
理想値80~90台
●LH比(LDL/HDL。自分で計算)
いわゆる悪玉コレステロール(LDL)と善玉コレステロール(HDL)の比率。
悪玉と呼ばれるものも身体には必要で大切なのはその比率。
理想値2.0以下(高血圧・糖尿リスクがある場合1.5以下が目標)
●中性脂肪/TG (基準値・・・30~149mg/dℓ)
30台になるといつ病気になってもおかしくない。
少ないと血糖調整異常の原因にも。
●アルカリホスフォターゼ/ALP (基準値・・・100~325IU/ℓ)
140未満で亜鉛不足、低値でmg不足。
【白血球像について】
これは栄養療法ではなく、自律神経免疫療法の考え方になります。
白血球の分画(ぶんかく)で自律神経のバランスをみることができます。
顆粒球が61%以上だと交感神経優位、リンパ球が42%以上だと副交感神経優位とみます。
(好中球、好酸球、好塩基球の3つを足したものが顆粒球です。)
*交感神経優位の状態が長く続くと血管が収縮して血流が悪くなる。ガン・高血圧・糖尿などの原因に。
*運動不足で副交感神経優位の状態が長く続くと血管が拡張して血流が停滞。アレルギー、うつなどの原因に。
*ぜんそくやアトピーなどのアレルギー性疾患では好酸球の割合が高くなることが多い。
●白血球数/WBC(基準値・・・3300~9000/μℓ)
理想値・・・5000~7000
●顆粒球(好中球/NEU+好酸球/EOS+好塩基球/BASで自分で計算)
理想値・・・54~60%
●リンパ球/LYM(基準値・・・18.0~49.0%)
理想値・・・35~40%
●単球/MON(基準値・・・2.0~10.0%)
理想値5%前後
●リンパ球実数(白血球数×リンパ球割合で自分で計算)
理想値・・・1800~2300
血液の状態は、食べたもので変化します
血液が、身体中の細胞に栄養と酸素を届けてくれます
血流がいい状態に・・・とエクササイズすることも大事ですが
流れる血液が「元気」でないと
良い結果に繋がりませんので ご注意
今年最後の糖質制限セミナー
12/3(土)14:00~16:00
「健康的なカラダ作りと共に・・・年末太らない食生活のコツ」お伝えします
◎参加費 2500円 *会員様は500円引き
◎お子様連れOKの講座です
詳しくは、facebookイベントページへ 👈 クリック
栄養価が高い 糖質は低いガトーショコラご用意しております
----------------------------------------------------------------------
徳島コンディショニングポイントyou
〒770-0023
住所:
徳島県徳島市佐古三番町12-26 三番町ビル1F
電話番号 :
088-678-2078
----------------------------------------------------------------------